月: 2021年4月

身体症状は消えた

ようやく動悸が出なくなった。

あとは心理的なところを立て直すだけだな。それが簡単にできれば苦労しないんだけど。


『経験論と主体性』2章

YUKIの新譜が出た。一昨年行ったライブがものすごく感動的だったので楽しみにしてた。

『経験論と主体性』2章は。ドゥルーズによるヒュームの社会思想論。わりに読みやすい。

ヒュームは社会契約説の闘争状態に反対し、人間はその本性(=自然)に「共感」の能力が備わっており、それが社会の基礎になるとする。しかし共感はそれだけでは個々の好み、快/不快にとどまり、さらに一般性を獲得することはない。そこで人為的な社会制度が要求される。これは、ヒューム哲学における情念/知性の二元論にそれぞれ対応している。

そして、その社会制度がヒューム流の「制度」となる。法が否定性の原理なのに対して、制度は肯定性の原理。人間が自然的な欲望(情念)を成就させるために存在するのが制度(知性)である。反ヘーゲルのドゥルーズらしい論考。というかこの段階でもうアンチ・オイディプスに通じる構想はあったんだね。

個人的に興味を惹かれるのはドゥルーズがふつう「反省」と訳されるリフレクションという語に「反射・拡張・矯正」といった多義的な意味合いを与えていること。これはこのあいだまで読んでいた心理学でも「リフレクション(内省)」として発達・臨床心理で重視されている概念として紹介されていた。


ヒューム入門

だいぶ頭の情報処理能力が回復してきた感じがするので『経験論と主体性』を再開。1章まで。
途中でヒュームのテキストも見とかないと無理だとなり中公の縮約版の『人間本性論』にもざざっと目を通す。

思ってた以上にニーチェのような哲学史の傍流に位置づけられる思想家の手触りに近い。ドゥルーズの色眼鏡抜きでもかなり感じる。
経験論と合理論の対立は教科書的な哲学史だとカント哲学の前フリ的に消化されてしまうけど、実際テキストを開いてみるとかなり理性や合理的な思想に対する冷ややかな目線を持っている人柄が伝わってくる。特に情念(感情/情動)や人の嗜好・好みを原理として強く主張していているのも意識が引かれる。

私の指のかすり傷よりも世界全体の破壊を好んだとしても、理性に反することにはならない。

 


South2West8

ファヲタでは全然ないけどツイッター見てるうちに覚えていたネペンテスの直営店。一度行ってみたかったので嬉しい。

シャツを探しに行ったんだけど残念ながら在庫切れ。でも同じ型のものを試着させてもらえてサイズ感は確かめられたので助かった。

Twitterのほうでびっくりすることがあった。そういう流れの時なのかな。


カフェ活

札幌近郊に住んでいるので江別や恵庭までちょっとしたドライブによく行く。ある程度時間をかけて移動するとそれだけでも気分転換になる。
目的地をどこにするかに迷うけど、最近は食べログやGoogleマップで簡単に探せるので喫茶店の新規開拓を進めることにしてる。
江別は特に古民家カフェや小さいカフェが多く、まだまだ行き尽くせていない。

今日はここ。
https://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010703/1023727/

駐車しやすいし店内は明るくて広い。男でも入りやすい。オシャレだけど気取ってなくて良かった。本棚に本がいっぱい詰まってただったけど店主の私物だろう。これも気取ってなくて好き。


EMDRについて

今日は夢で古城?のような場所を歩いていて、部屋1つ1つごとに安全を確認して最後に城が安心を得て最後に窓から外を見て目が覚めるというあまりにも今の心のメタファーすぎる内容で起きてちょっと笑った。

天気がいいので買い物ついでに少し遠くのパン屋に行きたかったけど定休日だった。代わりにアイス食べた。こういう日だと頭からもやもやが抜けていく気がする。久しぶりに動悸が止まってるけどまだかかるだろう。

EMDRの話。トラウマ治療は薬が効きにくく、治療は心理療法が基本になっているそう。基本は持続エクスポージャー療法(暴露療法)で、これは簡単にいえば患者に体験を何度も思い出させて身体に慣れさせることで記憶を処理する方法とのこと。ただこれは患者に負担がかかるため、様々な他の治療法が模索されている。

ヴァン・デア・コーク『身体はトラウマを記録する』では数々の新しい治療法が紹介されていて、特にヨガのような東洋医学に基づくような代替医療を積極的に提案している。
この考えを引き継いだより実践的で現場に近い本で杉山登志郎編『発達性トラウマ障害のすべて (こころの科学増刊)』というのがあり、これが非常に面白かった。
フラッシュバックを抑える漢方の処方(神田橋処方)や、鍼灸のツボを指でトントンと叩くタッピングのような疑似科学そのものの方法も現場感覚だと効果が無視できないため取り入れているとされていて、治療にあたっている人はなりふり構っていられないというのが伝わってくる。
他に催眠療法に分類される自我状態療法やホログラフィートーク、神経系の理論に基づいたソマティック・エクスペリエンシング、東洋医学のツボの流れを引くTFTやEFT、この前に来た弁証法的行動療法のような新しい認知行動療法など常識を覆されるような治療法の数々が真剣に紹介されている。はっきり言って普通の医療ならこの大半が代替医療として斥けられると思う。たださすがに令和の時代に出版されているだけあってどれも根拠の強弱はあれど治療エビデンスはいちおう付記されている。

その中でも最も衝撃的だったのがEMDRだった。
これはセラピストが指を左右に振り、患者が目でそれを追うことによる左右の眼球運動でなぜかPTSDを引き起こす記憶が処理され、無害化されるというにわかには信じがたい方法。
しかし実証研究も論文も大量に出ていて、WHOすら治療ガイドラインに推奨している。本当に衝撃的な方法。
現在の有力な説によると人間はレム睡眠(夢を見るときの睡眠)のとき眼が高速で動いていて、これによって記憶の処理がされる。EMDRはこのプロセスと同じことが起こっているのではないかとも言われているらしい。ただ実際はまったく不明。とにかく効くことだけはわかっている。また形は違えどエクスポージャーの一種とみる見解もある。

EMDR – Wikipedia

開発に至るまでのエピソードも開発者のフランシーン・シャピロがある日公園で憂鬱な考えに取り憑かれていたとき目を高速で動かすと一瞬で悩みから解放されたことに気付いたというこれもまた衝撃的。
EMDRはその方法上PTSDを引き起こす記憶への直接のアクセスが伴うため素人の見様見真似は厳禁。厳格なライセンス制になっている。日本ではまだあまり普及していないとのこと。当然保険も効かない。上の『発達性トラウマ障害のすべて』では日本の精神科医が忙しすぎてなかなかライセンスを取りにいけない業界の難点も指摘されている。

また、これは研究が進むにつれて眼球運動だけでなく身体のどこでも両側刺激(左右交互)でも同様の効果が出るらしいことがわかり、そこから前に書いたバタフライハグが生まれた。上記書には杉山先生や他精神科医によるタッピングを組み合わせた様々な簡易バージョンが紹介されている。個人的にはやってみても効果あったかはよくわからなかったけど、とにかくトラウマ治療というところは異常な奥深さがある世界だというのは伝わってきた。


マーシャ・リネハンが気になる

マーシャ・リネハン – Wikipedia

精神医学は治療者と患者の関係性や、治療者が元患者であることの是非などが議論になることが多いらしい。そして後者の例としてリネハンが挙げられているのを何度か目にしてかなり興味を惹かれてる。

リネハンは自身が若い頃境界性パーソナリティ障害(BPD)の患者だった経験があり、そして後年自らBPDの治療法として弁証法的行動療法(DBT)を開発したという経歴を持っている。

境界性パーソナリティ障害は自傷行為や自殺衝動を伴うことが多く、リネハン博士の腕には今も自傷の跡がある。DBTはそんな当事者目線のプログラムが多数盛り込まれていて実践的な治療法だとか。

Expert on Mental Illness Reveals Her Own Struggle – The New York Times

2020年には自伝が出ている。ディープラーニングに突っ込んだら読めるかな。

Amazon | Building a Life Worth Living: A Memoir (English Edition) [Kindle edition] by Linehan PhD, Marsha M. | Memoirs | Kindleストア

あとTwitterもやってる。

(@DrLinehan) / Twitter


展望台

昨日に引き続きこっちに旅行に来ていたフォロワーさんと観光。

夕食の後リクエストで札幌駅の駅ビル最上階にある展望室に行った。夜景は綺麗だし平日夜だと人も少ない。カフェもある。夜10時まで開いてる。こんなにいいところだと思ってなかった。

また来よう。


健康

内科に行って心電図と血液検査をしてもらった。

結果はパーフェクトに健康。

あーーーー

 

つれ


Discordサーバー作った

保険のためにも(発作的にツイッターのアカウント消すとか)掲示板かチャットかWeb拍手に類するものを置いときたかったんだけど、いまどき匿名の投稿フォームは…ということでとりあえず思いつきでDiscord使ってみた。