カテゴリー: 観たもの聴いたものその他

アクログラムが活動終了

https://twitter.com/akroglam/status/1491351501352337410

コロナなかったら色々違ったのかなぁ、とか考えちゃうけど、やむをえないね。ちゃんと綺麗に畳んだだけ恵まれてる方か。

次にライブ行くとしたらアクログラムだと思って密かに夢見てたな。
ベストアルバムと一緒にカバーアルバム、それにミネラルズのボックスとリストバンドを買った。


ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント

珍しく上京する所用があり、プライベートの時間に都美術館でやってるゴッホ展を見てきた。

言わずもがな日本人にダントツ人気の画家なので何度目かわからないくらいのゴッホ展なわけだけど、実際は一口に◯◯展と言ってもどこから作品を借りてくるかで内容は結構まちまちになる。

今回の展示作品は展覧会の副題にゴッホ(フィンセント・ファン・ゴッホ)と並んで名前が刻まれているヘレーネ・クレラー=ミュラーが収集し、クレラー=ミュラー美術館に収蔵されているコレクションが中心。

で、副題でゴッホの前にヘレーネが来ている通り、ゴッホ作品を収集したこの人自身にもスポットが当てられている。そしてこのコンセプトが滅法面白かった。
ゴッホは「生前評価されなかった画家」の代表的存在なわけだけど、私はこういうタイプの芸術家や作家で最も気になるのが「じゃあ後世に何があって現在のように評価されるようになったのか」という点である。宗教家で言えば親鸞や哲学者で言えばスピノザがそれにあたる。

そして、ゴッホの場合、そもそも評価のきっかけで非常に大きな役割になったのがこのヘレーネ・クレラー=ミュラーだそう。
彼女はゴッホの死後まもない頃、まだ世間に評価される前から積極的に作品を購入し、そしてコレクションを貸し出すことで熱心にゴッホの魅力を伝えようとしたのだそう。
その財源は夫が大商人だったことかららしいけど、単なる成金の趣味ではなかったことは人生の苦悩から芸術に目を開かされたというエピソードや、何より今回の展示を見ればすぐわかる。
これは特にゴッホ以外の画家の作品で顕著で、今まで知らなかった画家でも技術に優れていて説得力のある絵ばかりだったり、逆にミレーやルノワールといった有名な画家では小品ながらも完成度が高いという確かな審美眼と内面に美学を持っていたことを感じさせる。僕はピエト・モンドリアンが好きで画集も持っているだけど、今回の出展作なんかも微妙に彼の王道のスタイルとは微妙に外したものがチョイスされていて非常にセンスを感じる。

ゴッホについては言わずもがな全キャリアを網羅している圧倒的としか言いようがない展示でもうこれ以上の濃さはそうそうないだろう。ピカソがパブリックイメージではあんな絵でもデッサンは激うまなことはよく引き合いに出されるけど、ゴッホのデッサンももうそれだけでものすごい力強さを感じる(デッサンだけで1フロア丸ごと使って展示されている)。
そして一般的なゴッホのイメージとなっている明るい色彩と大胆な筆使いのスタイルに到達するまでの迷走期もしっかり展示されていて(順番に従って通時的に見ていくとそれも後々の作品にちゃんと活かされているのもわかる)、死ぬほどボリュームがあった。伊達に世界で2番目のゴッホコレクションなだけはない。

当たり前だけどどんなに偉大な作家や作品も最初に発見・評価する受け手によって初めてその資格を得る。文学の新人賞なんかもそうだ。そういう意味では世界史のあちこちに光を当てられることなく眠り続けている第2、第3のファン・ゴッホがいるのかもしれない。

ヘレーネ・クレラー=ミュラーは最終的に夫の事業が傾き、夢だった美術館の開館も困難に陥る。しかし当初のプランから大幅に規模を縮小し、最終的にはすべての作品をオランダ政府に寄贈することで漕ぎ着ける。そして開館の翌年に亡くなる。
ゴッホは作品と同じくらいその生き様も人々を魅了するけど、その画家を取り巻く人々にもそれぞれの人生のドラマがあること感じる展覧会でした。


委の本質は安達祐実だったのかもしれないな(月ノ美兎『月の兎はヴァーチュアルの夢をみる』)

委員長のアルバムがリリースされました。

この手の企画モノ的アルバムってだいたい作曲家の個性に歌い手が負けて平板な仕上がりになってるのが多いイメージなんだけど、これは会心の出来。
どの曲もちゃんと尖っててちゃんと月ノ美兎の曲。ずっと前にリリースされてたはずのササキトモコ作曲・それゆけ!学級委員長も全体の流れでまったく浮いてない。これを叩き台にして全体のコンセプト広げたのかな?

もう一般アーティストとアニソン畑の垣根なんか語るのが滑稽な時代だけど、それでもなお作曲陣は鬼のように豪華。広川恵一やIOSYSといったアニソンシーンの人からASA-CHANG&巡礼や長谷川白紙、堀込泰行、いとうせいこう、會田茂一といったサブカルシーンの人まで、これだけの面子の幅広さはそうそう見た覚えがない。

月ノ美兎の1stアルバムに堀込泰行、大槻ケンヂ、いとうせいこう is the poet、長谷川白紙ら豪華作家陣(コメントあり) – 音楽ナタリー

アルバム全体を通した印象は「月ノ美兎」というキャラクターに対するトリビュートアルバムやイメージソングアルバムといった装い。これが単純な「歌い手+作家」的な作りに硬直化することを回避して作品を豊かにしている。
このへんにVTuberっていうカルチャーの懐の広さを感じところで、声優やアニソンシンガーの作品の手触りともまたちょっと違う。二次創作や視聴者との双方向性が跳ね返って本人のキャラに反映されるようなところが出てるかな。
ボーカルも最低限の調整はしてると思うんだけどそのへんの一般人の女っぽさが残ってる。普段はふにゃふにゃだけど歌ったらすごいみたいなギャップもない。客観的に見ればうまくはないんだけどなぜかどの曲にもしっくり馴染んでる。ふしぎだね。

さて、この手の本業歌手じゃないタレント(バーチャルアイドルが本業なのかもしれないが…)と豪華作曲陣の作りの代表作といえば、なんといっても安達祐実のソロアルバムである。

前に書いたやつ↓

90年代の怪盤・安達祐実『Viva!America』がサブスクで配信されています

このアルバムの魅力はなんと言っても安達祐実(当時中3)の破壊的な棒読みボーカルなんだけど、これの成功版が委員長のアルバムなのかもしれないな。

もう「インターネット」って言葉で何かが通じる時代なんてとっくに過去のものになってしまっているけど、それでも委員長は古き良きインターネットを守り続けてくれていて、その心意気がとても嬉しい。
最近あんまり見てなくて負い目もあるのでまた遊びに行きます。


FF6

今ではすっかりゲーム離れしてしまったけど昔はゲーム好きだった。
キッズだった時代はゲーム関連のホームページばっかり見てた。
不思議なものでその頃から断続的に付き合いが続いてて今もツイッターで相互フォローの人もいる。もう20年くらいか……。たぶん僕はインターネット上のデジタルな関係が生涯のソーシャル資本になる最初期の世代なんだろう。

『FF6』のバグを令和になっても探し続ける男──「縛りプレイ記録更新のために本職のゲームデバッガーに」狂気に満ちたやりこみゲーマーの生き様に迫る

FF6は昔から言ってるけど特に好きなゲームで、プレイした当時ひじょうな感銘を受けた。
やりこみプレイという世界があるのを知ったののもこのタイトルがきっかけだった。いろんな意味で世界が広がったと思う。

エディさんは今この世界でぶっちぎりで有名な人だと思うけど、この記事で少し触れられている更新前の8484歩の記録は更新をほぼリアルタイムで読んだ。最後に少し触れられてるField of Dreamsというサイトは当時FF5の攻略サイトとして有名だった。FF6は寄稿だけど、この投稿者の方もいろんなサイトで有名だった。

Field of Dreams

FF6 低歩数攻略

エディさんが書き込んでいる掲示板のスレッドがこれ。これですら2013年でもうすぐ10年前……。
http://fieldofdreams.happy.nu/bbs/cleyra/stbbs.cgi?_0=10&_1=letstalk&_2=l&_3=0&_10=1381727199

覚えている限りネットに低歩数クリアを初めて上げたのはシークエンスファクトリーというサイトでこれがすべての礎になっているはずなんだけどこっちはもう見つからない。

そんな前世紀の記録。

★★★

オリンピック開会式。
スピッツとレヴュースタァライト(あとクラスルームクライシス)のおかげで無意識や身体レベルで底上げされたのかかなり上向いてる。苦痛を紛らわしたいより楽しいことがしたいくらいの気持ちが出てきた。でもやっぱりもうちょっとコンディションいいときに見たかったな……


アクログラムと電音部

 

アクログラムが電音部がコラボするよう。
うーん早いな。個人的にはもう少し単独できちんと世界観作り上げてからにしてほしかった。
でもナナシスの影追い求めすぎなんだろうな。
まあコラボがどういう形になるかもまだだし前のめりすぎか。

今年は長く続いてる不安症状でろくにアニソン聴けてないけどアクログラムはすごくナチュラルに聴けて助かってる。
元気になってきたしオーディオドラマも追いたい。

 


永遠の時間

ツイッターの「アナリティクス」というメニューを間違ってクリックして開いた。

内容は各時期ごとのツイートごとの数値や月間で最もインプレッションを集めたツイートなどが自動的に記録されていて面白かった。

ずっと遡っているうちに、去年の7月に「アイコンのキャラクターが昔読んでからタイトルを思い出せないキャラクターに似ている、できれば教えてほしい」というリプライが来ていて、冷や汗かきながら返信した(普段はフォロー外リプライ通知切ってる)。届いてればいいけどあんまりアクティブにツイッター使ってる方じゃなさそうなので厳しいかな……。

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Alt!! / StAlt!!

現在はPalette Projectとして運営されているバーチャルアイドルAlt!!のデビュー曲。
気がついたら長い間ずっと聴いてる。Vの「こういう方向に発展していってほしかった」がすべて詰まってる。
Vの中でもバーチャルアイドル系はなかなか難しくてどこも苦戦してるけど、ここは粘ってやってる。この界隈で作曲の発注にセンスを感じるんだけどやはりなかなか難しそう。