ナイスネイチャ

畑仕事が一山越えた。

12人目はいよいよナイスネイチャ。

プレイ前から大ブレイクしていたのを見ていたので楽しみに後まで回してた。
ちゃんと自分でやっても文句なしの秀逸なシナリオ。あとファンアートだとかわいすぎたけど実際のゲームモデルのほうが地味子っぽさが出てる。本当にモデリングが絶妙なゲームだな。

ウマ娘はほとんどがデレマスの流れを汲む濃い味つけのキャラクター造形だけど、ナイスネイチャは自らが自分のキャラ作りに自覚的なところや、ディテール描写で間接的にキャラクターを立ち上がらせる手法が使われたシャニマスにいそうなキャラ。
コンセプトはスターに対する地味な脇役キャラで、さらにストレートな努力家でもなく、屈折した自意識や自分に対する諦念、自己評価の低さを抱えている。やっぱりシャニマスにいそう。

シナリオは、いや、完璧だと思う。ライスシャワーがアニメでダークヒーローの立ち位置に抜擢されて一気に注目されたらしい流れはなんとなく伝わってきたけど、アプリ版でそういったアンチテーゼ的な位置に置かれるようにデザインされたのがナイスネイチャだったんじゃなかろうか。
ウマ娘のシナリオは今のところオグリやテイオーのような目立つ位置にいる看板キャラよりもマヤノやキングのような低レアでチャレンジャーポジのキャラのほうが練り込まれていてよくできているように感じるけど(テイオーはアニメ主役だからバランスとったのかも)、ネイチャはその最たるものだと思う。ドラマチックさが別格すぎる。
あと完全にギャルゲー。先にシャニの甘奈とかで耐性ついてなかったら危なかった。

またウマ娘はモデルとなった実在馬の功績を貶めないようにだいたいみんな性格いい子になってると思うんだけど、仮にも名前残っててこういうゲームに抜擢されるんだからナイスネイチャも成績残した馬なんだろうし、このキャラ付け許してもらえたのかな、と思ってWikipediaを見てみた。

競走馬としての人気は高く、厩舎にはナイスネイチャを訪ねてやってくるファンや、激励のファンレター、千羽鶴などが次々と送られ、ナイスネイチャの馬房の前扉には12束の千羽鶴が飾られていた[19]。手紙は「ナイスネイチャの一所懸命な姿に励まされる」といった内容が多かったという[19]。松永善晴厩舎の調教助手であった稲垣茂は「彼以上のスターホースもいるが、トレセンを訪ねてくるファンの数とその思い入れの深さでは、栗東で1、2を争うアイドルホース」だったとしている[20]。松永昌博によれば、ナイスネイチャを管理するまでの松永善晴は「とっつきにくい」人物であったが、ナイスネイチャの存在によって「ファンあっての競馬」であることを認識させられてから変わり、スタッフが驚くほどファンを大事にするようになったという[16]。

ナイスネイチャ – Wikipedia

めちゃくちゃ笑っちゃった。こういう奴いくらでも思い出せるよ。
しかしよくこのニュアンスをうまく落とし込んだなぁと感心する限り。ある意味ウマ娘全体のキャラクター造形の方針に対して逆張りしているような子だし。