アホみたいに遊んでる。
本当に久しぶりのゲームなのでちゃんとできるかな……って不安だったんだけど杞憂もいいところだった。
元を辿るとウマ娘とブルアカが存外に楽しめてしまっていたのでもうちょっと腰を据えてみっちりやれるゲームやりたいなーと漠然と思っていたんだけど、新作のポケモンがやたら面白そうだったのでこの機会に思い切って買っちゃった。Switchも今買うのどうかなと思ったけどまあ自分にとっての好機ってあるしね。
そんな経緯なので何よりまず感じたのが表現媒体としてビデオゲームって本当にすごいもんだなぁと思う。
自分で操作することで得られる没入感が文章や映像の比じゃない。観客を主人公にどう感情移入させるかって永遠の命題だしね。
ポケモンSV自体の中身を見ていくと個人的にツボだったのがやっぱりオープンワールド化しているところ。旅行に行くと1日中歩き回っていたタイプの人間と相性が良すぎる。
ジムリーダーを回る順番なんかも自由に任されていて最初からワールドマップの奥まで行けるので延々と走り回ってしまう。ひでんわざがゼルダみたいに行動を広げるアクションとして解釈されていて、なみなりなんかも結構序盤で取れるようになっているので寄り道に拍車をかける。
マップの未踏破地帯を歩き潰しているうちに終盤まで行けないと思っていてた街への抜け道を見つけたときはアドレナリン大量に出た。
マップに放り出された時点からレベル差20も30もあるようなポケモンがいるエリアに簡単に行けてしまうし、状態異常やタイプ相性を駆使すると結構捕獲できてしまうのが死ぬほど中毒性があって最初はバッジも取らずに延々とこれやってた。
それに加えると街の雰囲気も好き。
あーそういえばポケモンって非ファンタジーの現代を舞台にしたRPGでもあったなということを思い出させる。
少年少女を主人公にしたジュブナイルとして代表的な作品の1つと言っていいと思うし、今でもまだ直接のルーツであるMOTHERやスタンド・バイ・ミーのDNAが息づいているのを感じる。
特に前者は広大なフィールドの合間合間に街が点在している感じがアメリカっぽくて良い。
7
あとはやっぱり捕まえて育てて戦うっていうシステムそのものか。こればっかりはもう一朝一夕で真似できるもんじゃないしね。フォーマットとして完成されすぎてる。
個々のキャラクターとしてのポケモン見ていっても歴史の積み重ねが半端じゃないしキャラクターブランドとしてあまりにも強い。
ゲームから離れていた間もブイズがずっと好きで、最初の街ですぐ野生のイーブイが出現する状況だったので今はもう欲望のままに全種進化させて連れ歩いてくことに。
今回は最初に進化させたブラッキーを贔屓にしようかな。