フェルメール

2022年6月17日

内容的にはドイツのドレスデン国立古典絵画館という美術館のコレクションの貸与だったよう。修復の終わった『窓辺で手紙を読む女』が目玉で、その他は同時代のオランダの画家の作品が中心。

フェルメール以外の作品もかなりよいものが揃っていた。名前を知らない画家でも構図や描写力が只者ではない絵ばかりで。北海道まで巡回してくれるとだいぶ空いた状態で見れるのでありがたい。

フェルメールの企画展をちゃんと見るのは2回目なんだけど今回も良かった。やっぱり人気のある画家なのがわかる。日常の瞬間を切り取った題材なのが普遍性があってわかりやすいし、小さな画面に構図を作り込んでぎゅっと凝縮した濃密さがすごく良い。実物を見ると本当に絵が輝いて見える。