コロニー6は復興度100、キズナグラムもすべて☆5、サブクエストも一部の時限付き以外すべてやった、レベルもカンスト、裏ボスも2体倒した。ここまでやるとは思わなかった。
いつもはメインストーリー1周したら十分なんだけど途中からこの世界とお別れするのが惜しくなって延々やってた。自分がオリジナル版売らずに残してた理由がわかった。ストーリーの細かいところとかは綺麗に忘れてたけどゲームの体験って単純な物語に還元できるもんじゃないんだなぁ。
RPGってメインストーリーを縦軸とするとサブクエや探索を横軸みたいな設計だと思うんだけど、一度クリア済みなのもあってこの横軸徹底的に突き詰めるのが本当に面白かった。オープンワールドとしてはかなり設計古めだと思うんだけどとにかくマップ踏破するのが気持ちよかった。音楽がいいのも大きかったかな。下村陽子とか光田康典で育ったしな。
それでも前半はマップでまだ埋まってないここ行ったら何があるんだろうっていう純粋な探索が面白くて戦闘はそこそこ作業感あったんだけど、後半操作キャラをフィオルンに変えてから戦闘も滅法面白くなった。
2度目のプレイだし操作キャラはシュルク以外にしようとは思ってたのと、できればメリアちゃん自操作で行きたかったんだけどフィオルンの操作感が良すぎた。シームレスとリアルタイム制のバトルなので（当時のJRPGとしては先進的だった）アクションゲーム的な気持ち良さが相当強かった。やっぱり前線でばりばり戦う女の子は格好良くていいね。
しかし本当に顔かわいくなった。ホムヒカ様々です。
最終パーティ。フィオルンとメリア固定で（女の子の方が気分が上がるから）、もう一枠をカルナ、シュルク、リキ。最終盤はほぼリキ。
シュルク操作＋盾役＋αの定番構成は安定するけどやっぱりさすがに飽きが早いので、色々試した結果、自己回復スキル詰んだフィオルンでガン攻めしながらヘイト稼いで盾役を兼任、リキとメリアのスリップダメージが強いことに気付いてからはそっちも重視して後はフィオルンのゲージ回収能力の高さで短期で一気に終わらせるスタイルでずっとやってた。相当楽しかったな。
メインストーリーも2から遡ってやったおかげでなんとなく大きなテーマ性が見えやすくなってて良かった。神殺しと人間による新世界の創造というか。ゲームで言えばロマサガ1とか、後はジョジョなんかに近いかな。
単純に2の最終盤でクラウスって誰…とかなんかシュルクの声してるけどトリニティプロセッサーって何…1ってそんなSFっぽい話してたっけ……ってなってたのも無事に解消された。こんなに尺短かったらそりゃ忘れてるわ。任天堂にカットされたのかな。
後は……
いや……やっぱりオタクじゃない……？
フィオルンは少年漫画のヒロインっぽいけどメリアのキャラクター造形少女漫画というか少女小説というか……。
ぼんやり覚えてたのは健気で肩入れしたくなる子みたいなイメージだけだったんだけど、ちゃんとプレイし直したら徹底的に選ばれなくて報われなくてそれでも頑張る子として描写されてて切なくなっちゃったな。
フィオルンとシュルクの描写も説得力があるので、プレイヤー側もこれは振り向かせるの無理だな……って納得させられてしまう。ついでに設定資料集も買ったんだけど未回収のキズナトークで諦めて身を引くのを仲間に伝えるテキストも用意されてまた胸が締め付けられる思いをした。
追加ストーリーも2日で一気にやった。サブクエコンプしてなかったらテトとかタルコ出てきても思い入れ全然違ったし危なかったな。
メリアがメインらしくて楽しみだった。声優の勝田詩織さんが10年越しの再演のはずなのにまったく違和感のないメリアのままで嬉しかった。
ストーリー的にも本編を引き継いだ爽やかな終わり方で良かった。もうすっかりハイエンターの新しい女王として自覚を持っていて…という。
ただやっぱメリアちゃんにはもうちょっといい思いしてほしかったなって心残りもなくはない。二次創作する人ってこういう感情が原点なんだろうな。
なんか妙に気持ち入っちゃったのでこのまま3もやる予定。
というか過去作キャラ出るらしいのでネットで関連ワード調べてると微妙なネタバレ踏んでもどかしいのでそういう意味でもやるしかない。
