ゼノブレイド2が終わった

いや……良かった。正直言うとネットでたまに見てた評判で期待値は低めだったんだけど、本当に良かった。

感覚的にはゲームとして面白いっていうよりも、なんというかこういう物語体験とでも言うべきものが本当に久しぶりだったなみたいな感じ。
どんなにゲームから離れててもあーやっぱり自分はこういった作品で育ってきたんだし、自分じゃ思い出せなくなくても確かに心の礎として確固とした位置を支えられてるんだなぁって思わされた。ネット始めた頃も年齢的にファンサイトとか見てたしね。ただ序盤のテキストのオタクノリは本当に想像を絶するレベルだったので高校生くらいの時にやってたら本気で恥ずかしすぎて投げてた可能性もある。
2010年頃にゼノブレイド1がリリースされた時期はちょうどJ-RPGのガラパゴス化みたいなことが言われ始めてて、そんな流れで出た会心作みたいな扱いだったと思うんだけど、最近はアニメマンガカルチャーが強いしもうそんな雰囲気じゃないんだろうな。

ストーリー的にはボーイミーツガール、国家間の思惑や陰謀に翻弄される個人、徐々に明かされていく世界の謎、機械とファンタジーとSFが混じり合った独特の世界観といった、あーそうそうこういうのがRPGだった、みたいな、なんか学び直しみたいな感覚だった。特に変にズラしたところもない骨太のストーリーだったし、レックスのキャラも嫌味がなかった。
昔はこういうの結局映画で良くねって言われたと思うんだけど、しばらくアニメカルチャーに行ってから戻ってくると、これは紛れもなくテレビゲームっていうジャンルで育てられた物語の1つの形式だと思う。やっぱり年頃の子はRPGで情操教育を受けて感性を育んでほしい。本とか読むより絶対こっちの方がいいよ。

他にはグラフィック面でも思ったより見どころが多かった。saitomさんの華やかなホムヒカデザインもさることながら、顔が間違いなく目の大きいアニメ顔なのにカメラワークつけて演技させても全然破綻しないのに感心しながら見てた。相当いろんな角度で映してたと思うんだけど顔が平らで貼りついてる印象になることがあんまりなかった。
個人的にはセルルックCGでもう完璧に女の子がかわいくなったのはアニメ映画の楽園追放(2014)だと思ってるんだけど、そういえばあれもsaitomさんとグラフィニカだったな。

あとは最後に特筆するとすればやはりこれ。

なんですかね、この。

出てきた時点で圧倒的に”負ける”運命を背負ってしまってるのが伝わってくる子。

なぜこんな感情移入してしまうのか……。元々ゼノブレ1の内容もほとんど忘れてたけど、唯一思い出せてたのがメリアちゃんを自操作してたこととものすごい不憫だったことだったんだけど、今考えたらたぶんあそこで変な性癖植え付けられたんだと思う。あの唯一自分で操作できて眠ってるシュルクに想いを伝えるシーンとか……。

そういえばニアも銀髪だな。ここのスタッフのこだわりなのかもしれない。