イラスト修行録 2025

2025年最終成果物のミヨ。

ドキドキしながら液タブ買って絵始めたけどなんやかんや2年ちょい続きましたね。右も左もわからんとこから始めて今年はある程度モノにできる手応えは出てきたかな。

今年は夏頃から目標にしてたのがキャラクター単体を再現性のあるワークフローで描けるようにすることで(背景や演出や仕上げは一旦捨てた)、最低限のデッサンと塗りは担保できるようになったかな。相変わらず細部の詰め甘いし苦労したわりに見栄えしねえなと思うけど。それでも絵の技術はステップバイステップで進めるもんなので、おおむね現段階を叩き台にして細かい精度を上げたり応用的なもんやれそうな自信はついたかな。絵やり始めだと自分が今やってることが合ってるのか間違いなのかも1つもわからんまま泥の中を泳いでるようなもんだからな。

本当はこんなに根詰めてやるつもりじゃなかったけど、やっぱりある程度自分で満足できるくらいの画力はないと楽しくないな…と悟ったので今年はおとなしく苦しみながら描いてた。あと承認欲求も表現欲求も大して持ってないとむしろ上達するのを目的化したほうが飽きにくい気がする、少なくとも俺みたいなタイプは。だいたいおこがましくも美少女コンテンツの二次創作志してるんだから最低限自分の好きな女の子は魅力的に描きたいしね。

日常的にやってたのは、直接的に役に立ったこととしてオンライン講座とか教本とか素材やツールもあるんだけど、最終的にはネットを細かくチェックして好きな絵柄の人を見つけてずっと研究するのが一番身になるなぁと思った。特に今年は好みの絵柄で支援サイトでメイキングやPSDファイル配布してくれてたりする人だいぶ見つけたれたので収穫が多かったかもしれない。

模写したほうが効果あるとは思うんだけど、個人的な体感だと今のカジュアルイラストのレベルはインフレしきってて模写自体に結構な画力が要求されるのでだいぶキツい。なのでハードルを下げてパーツや工程ごとに細分化して研究するのに落ち着いた。要するに3ヶ月上達法を永遠にやってるんだけど、現実的に絵うまくなる方法って結局これしかないよなぁと思うし、全然昔からあったであろうこのメソッドに3ヶ月上達法ってネーミングつけたなおき先生はなんだかんだ一角の人物だなぁとも思う。

あとはやっぱり好奇心で生きてる人間なので絵始めて自分の興味関心広がったのが良かったかな。絵始めてなかったら原神とかやってないと思うし。来年もこつこつ上手くなりたいです。絵描けるようになったらやりたいことまだまだいっぱいあるしね。13インチのiPadほしい。

役に立ったものとか

iPad(A16)

ほんとは絵に使うつもりじゃなかったんだけど性能底上げされてて全然使えた。実際使って見たら液タブより自分に合ってる感覚だったので大きいサイズ欲しくなった。

Fanboxとかの支援サイトに上がってるPSDファイルとか素材

一番身になってる。毎日これはと思う絵流れてきたらすぐホーム飛んでファンボあるか逐一チェックしてる。基本的に実際にSNSに上げて数字出てる絵しかないので説得力があって実践的なのが好き。ブラシとか素材配布してくれてる人やこだわりポイント解説してくれてる人もちょくちょくいる。あと手の内明かしてくれてるので色なりバランスなり研究所するにしてもちょっとだけ心持ちが気楽。

boothで売ってる素材

特にトレスフリーのポーズ集とか出してくれてる人が結構いて、個人的には3D素材より下敷きにしやすくてよく使ってる。クリスタのアセットストアで出してる素材をこっちで併売してる人もいてこっちで買った方が使いやすい。

Colosoの講座

イラストレーター HOOD「人体の繊細な描き込みを活かしたカジュアルイラストと多作ノウハウ」

YouTubeでよく案件配ってるColosoっていう韓国発のオンライン講座サイトがあって1回やってみたかったんだけど想像以上に身になった。個人的な描き方として早い段階から色乗せて詰めてく厚塗りっぽい描き方にしてから目に見えて描きやすくなったんだけど、それを詰める方向性がだいぶ見渡せるようになった感じ。輪郭線レイヤーを使って線画を省略する描き方もクリスタってこんなことできるの!?ってポイントだらけで衝撃的だった。死ぬほど情報量多いのでまだまだ見切れてない。

イラストレーター チョー「デフォルメと演出で魅せる人気キャラクターイラスト」

同上で50日3000円のお試しキャンペーンやってたので買ってみたけどこっちもかなり良かった。ハードブラシとエアブラシの2種類しか使ってないので真似しやすい(気持ちの上では)。個人的に混色で塗り込んでくのが苦手で透明色のエアブラシで削って情報量増やす描き方に頼ってたのでためになった。

劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク

ミリしらで観に行ったプロセカの映画なんだけどものづくりの趣味やってる人間には元気出る内容で良かった。

ブルーアーカイブと原神

流行ってるものは素直に触ってみた方がいいと思った。

他にはあとやっぱりキャラ愛が一番大事だなぁと思った。漠然とクオリティ高い絵描こうって思ってもそうそう無理で自分が魅力的だと思ってる子を全力掛けてかわいく描きたいって思わないと粘りもこだわりも出てこない。