※(2024/12/01)全面的に書き換え
書き手の情報
- フレッツISDNからネット始めた世代
- ブログ以前の時代に1回ホームページ作った
- テンプレートのHTMLとCSS書き換える程度はできる
- なぜかPHP+MySQLの初歩程度の知識がある
目次
発端
※この部分はTwitter買収前の2021年8月頃に書かれています。
以前から現代のSNS的な性格から逃れられないブログサービスにいろいろと限界を感じていてまた昔みたいな個人サイトを作りたいという願望はあったんだけど、なかなかどこから手をつければいいかわからなかった。当時使ってたHTMLエディタはFrontPage Expressの世代です。
そんな中で見つけたのがこの記事。
どうやら同じことを考えている人がいて昔の個人サイトライクなテーマを配布してくれているらしい。
そんなわけでここからサイト立ち上げを始めました。
なんで静的サイト(HTML+CSS)じゃなくてWPなの
最低限ブラウザ経由で更新できないと絶対放置すると思った。逆に情報1ヶ所まとめたいだけの人ならHTMLでいいと思う。
その一方でレンタルブログなんかよりめんどくさいこと多いのは間違いないです。企業よりは全然責任ないけど最低限ソフトの更新やセキュリティ関連はやっとかないとよろしくないしね。
そういった意味で作った後の手間も考慮して作り方選ぶのもいいかもしれません。
WordPressと個人サイト向けテーマ
上の記事に書いてある通り、最初に立ち上げるにあたり使ったテーマがこれ。
現在ここは別テーマ(yStandard)使っていますが、やっぱりこれを見つけなかったらサイトやらなかったと思う。個人運用向きのWordPressテーマはいくつもありますが、「いわゆる個人サイト」という単語で漠然としたイメージに最も近いと思います。
現在はyStandardというテーマを使ってます。
あと最近やっと気付きましたが今個人サイト作る人ってだいたい創作や同人やってる方が多いっぽいですが、弊サイトは作品置き場というよりもテキストメインでブログに近い運用なので現状yStandardで安定しています。
EASELはdoさんという創作サイト支援サイトで配布されています。
テンプレートやFAQなど情報が一通り揃っているので、特に「SNS以外の手段で作品置場を作りたい」という方はまずこちらを見とくのがいいんじゃないかな。
EASELの最大の特徴は「作品」という独自の投稿タイプ。
↑の画像はEASELをインストールしたWordPressの管理画面。
この作品タイプを使うことで、通常の時系列に沿って並ぶブログとは別に自分で好きなようにタグをつけて一覧を生成できる独立したページが作れます。
これと「固定ページ」というWordPressデフォルトのページ生成機能を組み合わせることで、最近のインターネットで一般的なタイムライン型と違ったサイトが作れる。
WordPressで「ブログ」ではなく「個人サイト」っぽくしたい
(※2024/09/04追記)
アクセス履歴でもっと早く気付くべきだったけど(「個人サイト WordPress」で来る人が多い)多分この情報が一番需要ありそうなので単独で置いときます。
どのテーマでもいいのでWordPressに標準でついてる固定ページ機能を使います。
↑ダッシュボードのここ。
この後設定→表示設定で「ホームページの表示」を投稿から作成した固定ページに変更すれば「いわゆるサイト」っぽくなります。後はエディタなりなんなりで。
後はぶっちゃけ手段にWP選んでる時点でそれなりに意図がある人だと思うのでやってればなんとかなると思う。
今からやるならこれ使うかも
FC2の無料ホームページサービスでWordPressが使えるようになってました。自分でもちょっと触ってみたけど動作重くもないし敷居低いしとりあえずWPやってみるには結構いいと思う。
特に普段使ってるネットサービスが現代型のSNSのみみたいな人はCMSがどんなもんなのか掴むのにはちょうどいいんじゃないかな。あとサービスの仕様上おそらくセキュリティ関連なんかを他のレンタルサーバーより気にしなくていい可能性が高い。
サーバー関連
無料プラン
※(2024/12/01改稿)
上に書いたけど現在はとりあえずFC2がいいんじゃないかなと思う。他に2021年当時の情報として、敷居の低い無料サービスで候補だったのがPHP+MySQLの使えるスターサーバーフリーとXFREEの2つ。
たしかこの2つは3ヶ月に1回くらい手動の更新手続きが必要でそれを忘れるとサイトが消されるみたいな仕様があったのでやめた。ただ今は変わってるかも。自分で確かめて見てください。ごめん。あとどうせ作るなら人生で一度くらい独自ドメイン取ってみたいという気持ちがあった。
他には大昔作ったサイトでも使っていたxreaの無料プラン。
ただここは今「『.shop』ドメインがついてくる!」として強制的に独自ドメインを取らされるという何かすごく嫌な感じのオプションがついてたので最終的に却下。
有料プラン
安定っぽいのはさくら、ロリポップ、スターサーバー、エックスサーバーあたり。
どれ選ぶかはほぼ好みだと思うけど、印象ではロリポップが特に創作や個人サイトの支援に熱心な感じがしました。
で、最終的に見つけたのがスタードメインの特典サーバー。
これはドメインを取ると容量3GB+WordPressが1つインストールできるサーバーがついてくるという非常にありがたいサービス。
→2021年10月よりさらに強化されて容量が20GBになりました。さすがに無茶な使い方しない限り個人用途じゃ足りなくなることないと思う。
このサイト作った2021年当時は年間1000円台で.comと.netドメイン維持できたんだけど現在は年間2,000円強です。とはいえ不便なこともないし許容範囲かな……。(※初期費用が安いマイナードメインは翌年度以降の料金が跳ね上がる仕組みになっています)。
その他補足情報
その他2023年現在のウェブ上の情報で個人的に良さそうだと思ったもの。
しかしほんとここ2年くらいで個人サイト関連の情報増えましたね。
ここ作るの考え始めた2020年頃だとそもそも「個人サイト」っていう単語が共通認識だったかも微妙で、創作サイトとか同人サイトとかいろいろワード変えて検索しないと欲しい情報あんまり出てこなかった。
ロリポップ公式ブログ
ロリポップ公式のサポート記事。老舗だし個人用途での使用を推してる。
個人的に経営側がこういうのを態度で示してくれてるって結構重要なので、もし今から始めるならロリポップを選ぶかもと思う。
セキュリティ関連
このあたりが一番まとまってるかな。WPは攻撃の標的にされやすいとのことなので一度は目を通しといた方がいいんじゃないかな。
HTML+CSS(静的サイト)でのサイト制作
HTMLとCSSで(いわゆる静的サイトの方法で)で令和対応の個人サイト制作に関する情報もだいぶ増えてる。なんだかんだこっちの方が取っつきやすい人多いかな?
★★★
なんだかんだ立ち上げて4年経ちました。途中で飽きる時期あること前提で作ったのでいい感じにやれてるとと思う。やっぱ自分のサイトあるといいね。インターネット好きだし。