カテゴリー: メンタルヘルス

令和はトラウマの時代になる

眞子さまが複雑性PTSDを公表された。
ただ実質的には一般的に「適応障害」と診断される症例に近いんだと思う。「複雑性PTSD」はまだDSMに載っていない。まあいずれにしてもトラウマ(心的外傷)が問題なのは間違いないし、この1件でアダルトチルドレンや発達障害みたいに注目されることになるのかもしれない。どこかで「平成は発達障害の時代だったが、令和はトラウマの時代になるのではないか」という文章を見たのを思い出す。... 続きを読む


EMDRについて

今日は夢で古城?のような場所を歩いていて、部屋1つ1つごとに安全を確認して最後に城が安心を得て最後に窓から外を見て目が覚めるというあまりにも今の心のメタファーすぎる内容で起きてちょっと笑った。

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マーシャ・リネハンが気になる

マーシャ・リネハン – Wikipedia 精神医学は治療者と患者の関係性や、治療者が元患者であることの是非などが議論になることが多いらしい。そして後者の例としてリネハンが挙げられているのを何度か目にしてかなり興味を惹かれてる。 リネハンは自身が若い頃境界性パーソナリティ障害(BPD)の患者だった経験があり、そして後年自らBPDの治療法として弁証法的行動療法(DBT)を開発したという経歴を持っている。 境界性パーソナリティ障害は自傷行為や自殺衝動を伴うことが多く、リネハン博士の腕には今も自傷の跡がある。DBTはそんな当事者目線のプログラムが多数盛り込まれていて実践的な治療法だとか。 Expert on Mental Illness Reveals Her Own Struggle – The New York Times 2020年には自伝が出ている。ディープラーニングに突っ込んだら読めるかな。 Amazon | Building a Life Worth Living: A Memoir (English Edition) [Kindle edition] by Linehan PhD, Marsha M. | Memoirs | Kindleストア あとTwitterもやってる。 (@DrLinehan) / Twitter... 続きを読む


べッセル・ヴァン・デア・コーク『身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法』

トラウマ関連で最初に読んだのがべッセル・ヴァン・デア・コーク『身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法』。おそらく現在手に取りやすい一般向けの概説書では最もメジャーだと思われる。著者のヴァンデアコークはハーマンの『心的外傷と回復』の序文にも名前が載っているトラウマ研究の大家。
分厚いけど読みやすい良書だった。筆致も当事者を励ますような目配せが見て取れて精神が不安定なときでもわりと落ち着いて読めた。

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ジュディス・L・ハーマン『心的外傷と回復』

トラウマ研究の古典中の古典らしい。あまりにも筆致が生々しく真に迫りすぎていて読んでると普通に気分が滅入ってくるのでまともに読めてない。原著の出版は1992年、翻訳は1996年。 中井久夫先生による訳者解説がまだどうにか読める。それでも訳業の過程で自らのいじめ体験や戦争体験が連想されていってまったく翻訳が進まなくなっていった旨が書かれている。 日本は阪神大震災によってPTSDが周知されるようになったらしく、1995年当時神戸大学にいた中井先生は身を持ってPTSDを知ることになったらしい。その当時の中井先生を持ってしても阪神大震災ですらまだ序の口とまで人為性のPTSDの深淵に戦いている様子が記されている。 それにしても「トラウマ」の言葉の通りの良さに対して正式に診断名としてPTSDが認定されたのが信じられないくらい最近なことに驚く。1970年。... 続きを読む


バタフライハグ

今日は調子が悪かった。元々のストレス耐性値がげきよわなのでしょうがないやね。 呼吸と並んで短時間のセルフケアに使ってるのが、EMDRから派生したという両腕を胸の前で交差して交互にタップするバタフライハグという方法。 研究もあるみたい。 [blogcard url="https://www.jstage.jst.go.jp/article/pacjpa/77/0/77_2EV-062/_article/-char/ja/"]... 続きを読む